美味しくサツマイモを食べるための焼き方・選び方・保存方法
2017/11/02
鳥取県岩美町からこんばんは!
farm Springboardの川西です。
昨日のブログで「紅はるか」という
さつまいもをご紹介しましたが、
もっといろいろ詳しく知りたい!
との声がありましたので、
簡単にまとめておきますね。
紅はるかのおススメの食べ方は、
焼き芋とお伝えしました。
では、どんな焼き方が良いの?
電子レンジでチンはもったいない
美味しく食べるために避けたいのは、これ。
なぜかというと、さつまいもは低温で
じっくり火を通すことで甘みがグーンと増す
性質があるので、短時間で高温加熱してしまう
レンジだと甘みを引き出せないのです。
芋の甘みを最大限に引き出すには、
芋の温度が約70度。
そして、じっくり時間をかけて焼くことが条件です。
家庭で焼く場合は、
オーブンやトースターがベスト
オーブンは予熱なしで、芋はそのまま入れ、
温度200度から250度で40~50分程度焼きましょう。
トースターでは、ワット数にもよりますが
片面20分ずつ焼きます。
芋はそのまま入れてOK。
次に、さつまいもをお店で購入するときの
選ぶポイントです。
写真は僕が作った紅はるか
皮の色が鮮やかで艶があるもの
色が濃くて鮮やかなのは
健康に育っている証拠。
表面の一部が黒ずんでいるものは、
苦味があります。
表面が滑らかで傷がなく、くぼみが浅いもの
当然、傷があると傷みやすくなります。
また、くぼみが多く深いものは
筋が多く、食べたときに口に残りやすいです。
ふっくらと太く、ずっしり重みがあるもの
実が充実している証拠です。
蜜が染み出ているもの
これは、見つけられたらラッキー。
糖度の高いさつまいもは、生の状態でも
蜜が染み出ていることがあります。
芋の端の切り口に、黒い蜜の跡が
付いていないかチェックしてみましょう。
せっかく買ってきたさつまいも、
家に置いていたら腐ってしまった!
そんな経験ありませんか?
最後は、さつまいもの保存方法です。
冷蔵庫はNG
保管は常温で構いません。
ただし、さつまいもは寒さに弱いものです。
10度以下になると腐り始めます。
冬場は、家の中のあまり冷えすぎないところで
保管しましょう。
新聞紙でくるんでやるとよりいいですね。
逆に、夏場など気温が18度以上になると
芽が出てしまいます。
このときは、しっかり新聞にくるんで
野菜室で保管します。
密閉はしない
さつまいもも呼吸をしています。
保管する場合は、ジップロックなどには入れず
通気のいい状態にしておきましょう。
新聞紙にくるんで置いておくか、
ビニール袋に入れて、口を開けておくとよいでしょう。
秋の味覚、さつまいも。
スーパーや直売所には数多くの品種の
さつまいもが並んでいます。
味や食感にそれぞれの特徴があります。
あなたの好みを見つけてみるのもいいですね。