田んぼの地中には排水管がある
2017/10/19
こんばんは。farm Springboardの川西です。
先日になりますが、田んぼの暗渠排水の蓋をしめてきました。と、言ってもなんのことだかさっぱりですよね。
正直、私も農業を始めるまではこんなものがあるなんて全く知らなかったんです。
暗渠排水とは田んぼの地中深いところに排水のためのパイプが通っていることをいいます。この排水のおかげで田んぼがよく乾き稲の栽培管理が行いやすくなります。
今私が作っている田んぼの暗渠排水の配管の出口が大変な場所にあるんです。
1.5メートルほどの深さのある水路です。水路の脇は山でその斜面からの小枝や雑草が伸びてきています。トゲのある木などもあって薄暗くて気持ち悪い感じです。イノシシよけの柵を乗り越えてここに降ります。
でも水はとてもきれいです。この場所は生活排水や工業排水などが全く入らない山からのきれいな水を使ってお米が作れるところなのです。
暗渠排水の管がありました。
上の大きい管は関係ありません。その下が暗渠排水の管です。ここから田んぼの水が、地中に埋められている配管を通って出てきます。田んぼを乾かしたいときは蓋を開けて、水を張るときは閉めます。
これから水を入れて田植えの準備をしていくので蓋を閉めます。
これを次に外すのは6月末頃です。このころ稲つくりで大切な行程に移ります。それはまたこのブログでお伝えしたいと思います。
それでは、今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!