いわみとまとの追肥と水やり
2017/10/19
鳥取県岩美町からこんばんは。 farm Springboardの川西です。
今日は栽培中のいわみとまとに肥料と水をやりました。
苗をハウスの中や畑に植えた後に肥料をあげることを「追肥(ついひ)」といいます。 また、植える前に土に混ぜておく肥料を「元肥(もとごえ)」といいます。
今日施した肥料は主に窒素とアミノ酸です。 トマトは樹を大きくしながら同時に実も下から順番に付けていきます。 成長中は肥料を切らさないよう定期的に散布してやる必要があるのです。
そこで水も一緒に与えてやります。
植物は根から栄養を吸収しますが、水に溶けたものを吸います。 ですので、当然肥料をやると水も必要になるのです。 そうしていわみとまとは、必要な栄養をしっかり適量吸収することで濃い味になるのです。
実はこの追肥や水やりをする場所というのも重要です。
皆さんはきっと苗や樹のすぐそば株元に水や肥料をあげようと思いますよね?
違うんです。
植物は地上部分と同じ高さ、長さ分だけ地下部の根も伸びているのです。 そして、水をよく吸収するのは根の先端部。 ですから、当農場ではトマトが植えられている畝に水をやるのではなく、その横の通路に水や肥料をやるのです。
そんなところにやるの!? と時々驚かれますが、ちゃんといわみとまとは成長しています。 むしろ元気に。
畑で何か育ている方はぜひ実践してみてください。 これが正しい水やりです。
今日の水やりで気づいてしまいました。
潅水チューブに穴が開いていることを。 直さなくっちゃ。