農家もできることなら農薬散布はさけたい

鳥取県岩美町からこんばんは。
farm Springboardの川西です。

今日は、トマトに今期初めて農薬散布を
しました。

原因はこれです。
葉っぱの先の部分なんですが
枯れてしまい、ふわふわとカビが
生えています。

これ、「灰色かび病」といいます。
カビの胞子を飛ばし、ハウス内で
病気が拡大します。樹の表面や葉
実まで侵してしまいます。

湿度が高いと発生しやすく
なるんです。なので、灌水も天気のいい
早朝にするようにしていたのですが
出してしまいました。

梅雨入りもしたこともあって
これ以上ほっておけば
確実に拡大することが
わかっているので、このタイミングで
致し方なく、農薬散布しました。

普段から病気が出ないように
気を遣って作業していますが
今回のように、どーしても発生する
ものもあります。

発生してしまった後の対処も
素早く行い、治めるのがプロです。

農薬をただ嫌っていては
すべてをダメにしまうことになります。

全部をダメにすれば、楽しみに待っている
お客さんを裏切ることになってしまいます。

農家もできることなら農薬散布は
避けたいことですが、お客さんに安心して
食べて頂くために、病気発生後は
的確なタイミングで適正な量を使用し
最低限の農薬の散布で済ませるよう
心がけています。

どうか安心してお召し上がりいただけたらと
思います。

 

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