砂丘らっきょう掘りたて
2017/10/19
鳥取県岩美町からこんばんは。farm Springboardの川西です。
今日から鳥取県を代表する砂丘らっきょうの全国出荷が始まったそうです。
皆さんこれ見たことありますか?
そう、砂丘らっきょう。掘りたて。ここ岩美町の隣町、福部というところは梨栽培が盛んなところですが、砂丘地帯があり全国的にも有数のらっきょうの産地でもあります。
夏に植え付けて、秋には綺麗な紫色の花が咲きます。その時はらっきょう畑一面が紫の絨毯を敷いたようになり、ものすごく綺麗で観光客も大勢見に来られます。そして、冬を越してちょうど今が収穫の真っ最中。この時期になると、らっきょう畑周辺はらっきょうの匂いがします。そう皆さんも知っているあの匂いです。
でもあの匂いは岩美町でも匂います。というのも、らっきょう農家さんは掘ったらっきょうの根と葉を切り取る作業を個人に委託します。切子さんと呼ばれる仕事がこれです。
ちょうど私のビニールハウスの周辺に住んでいる方がこの仕事をやっておられ、ちょっと見せてもらいました。
一つ一つのらっきょうをすべて手作業で根と葉を切り落としていたんですね。すごいですよね、このローテク。
機械メーカーの人、早くらっきょう農家さんを楽にさせてあげてください。
ちょっと話がそれましたが、これが切り終わったらっきょう。
皆さんが知っている姿に近くなりましたね。
鳥取の砂丘らっきょうは一つ一つ手作業で手間をかけて皆さんの食卓に並ぶということを知ってもらえれば幸いです。