より多くの栄養をトマトに送る!こだわりのトマトの整枝法、大公開!
2017/10/20
鳥取県岩美町からこんばんは!
farm Springboardの川西です。
昨日のブログでは、
トマトを吊り上げる作業
「誘引(ゆういん)」
について解説しました。
今日は、これも現在、
行っている作業、
「整枝(せいし)」
という作業を簡単に
お話します。
実は、この作業
当農場では、より美味しい
トマトをつくるために
あまり一般的には行われない
方法をとっています。
まず、整枝とはこの2文字の
漢字が表すとおり、
余計な枝を切ったりすることを
言います。
余計な枝を切り落とすことで
そこに使われていた樹の力を
実や、幹の成長にまわし
生育をコントロールします。
トマトの整枝では、普通
幹と葉の間から出てくる新しい芽を
すべて小さいうちに取り除い
てしまいます。(芽掻きとも言う)
幹に花が咲いて実になってくれれば
いいので、余計なところに栄養が
とられると困るからです。
ですが、当農場では
トマトの花の直下に出てくる
新芽だけは、残して育てます。
白線で囲んだところが
残してある新芽です。
この新芽も他の葉と同様
光合成をして養分を作り出します。
つまりこれを残すことで
より多くの養分をトマトに送ることが
できるのです。
もちろん、これ以外の新芽はすべて
取り除きます。
新芽も成長のために養分を消費するので。
この方法は、
家庭菜園でトマト作っている方も、
プロの農家の方も、
どーぞパクッてくださいね!
それで、美味しいトマトができれば、
美味しいトマトを食べられる人が
増えれば、それでいいじゃありませんか!
どんどん、真似してくださいね。
それでは、また明日!