発見!「鬼花」。それってどんな花?
2017/10/24
鳥取県岩美町からこんばんは!
farm Springboardの川西です。
今日はトマトの花のお話です。
トマトは黄色い花を咲かせます。
その花の中に
「鬼花」
と呼ばれる花があります。
それがこれ。
ちょっと分かりにくいですが、
この花には、中心部分に
通常1つの雌しべが2つもあります。
雌しべにある子房というところが
膨らんで実になるので、
この花がつける実は
2個のトマトがくっついた状態に
なると思います。
このように、鬼花と呼ばれる花の
後になる実は、
必ずいびつな形のものになります。
なので、鬼花は発見次第、
取ってしまいます。
一般的には、樹が元気過ぎると
発生する花と言われています。
ちなみに正常な花はコチラ。
見慣れないと、
違いが分かりにくいですよね。
花が大きくて色が鮮やかだと
その樹の調子も良く、いい実がなるので
花はトマトの樹の健康状態を見る
バロメーターにもなります。
なので毎日、花も観察しています。
それでは、また明日!