ほうれん草の表面に付く白い粒の正体は?
2017/11/02
鳥取県岩美町からこんばんは!
farm Springboardの川西です。
みなさん、購入したほうれん草やまたは
自分で栽培したほうれん草の葉の表面に、
白い粉のようなものが付着しているのを
見たことはありませんか?
あれは、ほうれん草自体が体内から
出している物質で、水に溶けにくく
油に溶けやすいといった性質をもった
薄い特殊な膜でできた球体になって
います。
そして、その球体の中には数種類の成分が
混ざった液体が入っているそうです。
以前のブログで、少しお話したシュウ酸
(エグ味の素)が、この液体の中にも
入っているようですが、ごくわずかな量
らしいです。他の成分も決して体に害が
あるようなものではありません。
ただ、何のために、どのような
メカニズムでこの白い粉が表面に
付着しているのか、詳しいことは
分かっていないそうです。
決して害のあるものではないのですが、
ザラつくものなのでもし、この粉が
気になる方は、水でさっと洗い流す
だけで落ちてしまうので、それから調理
してください。
当農場で収穫するほうれん草にも例外なく
多少なりともこの白い粉は付いています。
繰り返しになりますが、決して体に
害があったり、これがあるからといって
味を左右するといったものではないので
ご安心を。
それでは、また明日。