ヘタで見分ける美味しいトマト
2017/11/02
鳥取県岩美町からこんばんは!
farm Springboardの川西です。
昨年の当農場のトマトを見てください。
収穫したての真っ赤に熟れたトマトです。
ヘタが立っているのがわかりますよね。
採ったばかりだと、まだヘタに厚みがあって
しっかりとしています。色も緑です。
ですが、これが時間が経つと水分が抜けた
ような感じで薄くなり、色も褐色になり、
最後はパリパリの状態になってしまいます。
つまり、このヘタの状態で収穫してから
どのくらい時間が経っているのかということが
判断できます。おおよそですがね。
ただ、収穫してから時間が経っている
トマトが、美味しいとか美味しくないという
話ではありません。
トマトは樹になっている状態で完熟させたもの、
つまり真っ赤に熟れた状態になるまで待って、
収穫されたものが味がのり、甘みも増すと
言われます。
当農場でも完熟させてから収穫しています。
ですが、完熟しているということは食べごろの
期間はわずかです。ほっておけば、実が
すぐに柔らかくなってしまいます。
つまり、何が言いたいかというと、
赤く熟れたまだ硬いトマトがお店に並んで
いるとします。もしそれが、樹になったまま
完熟させてから収穫されたトマトであれば
冒頭で見ていただいたトマトのように、
とまではさすがに言いませんが、ある程度
ヘタがしっかりしているはずです。
だから、美味しいトマトを選ぶときに、
このヘタが一つの目安になるということ
なのです。
スーパーに並ぶトマトは流通の都合上、
どうしても青い状態で収穫されることが
多いので、赤く熟れてまだ硬いトマトでも
ヘタはほぼパリパリの状態になっていることが
多いのです。
ちなみに、熟れたトマトは一般的に
日持ちがしないと言われますが、
当農場のトマトは日持ちがすると多くの
お客様から喜ばれています。
(その秘密は、コチラから。)
もし、直売所などでトマトを選ぶ際には、
一度ヘタと熟れ具合を見て判断されると
いいと思います。
それでは、また明日!