いわみとまとのホルモン処理とは?
2017/10/24
鳥取県岩美町からこんばんは!
farm Springboardの川西です。
いわみとまとの苗を植えてから
10日が経ちました。
一番最初に咲く花(1段目の花)が
開花したので、ホルモン処理を行いました。
このホルモン剤を花に
吹きかけることで、トマトの樹に受粉したと
思いこませ、実を膨らますための信号を
出させるのです。
自然界では、虫などによって運ばれた
花粉で受粉するのですが、ビニール
ハウスの中には花粉を運ぶような虫は
いません。
また、気温が低いとうまく受粉できない
ということもあるので、
ホルモン処理が必要になってくるのです。
では、ここで
受粉から実が膨らむまでに植物体内では
何が起こっているか簡単に説明すると、
こうです。
虫などによって自然受粉した植物は、
今回処理したホルモン剤と同じ
ホルモンが植物体内で発生し、
それを合図にして出された信号を
受け取った雌しべが、実を膨らませ
始めるという仕組みです。
こんなことを解明しちゃう
人間ってほんと凄い。
でも、同じ人間でも僕の頭じゃ
絶対無理だなー。
そんなことで、
ホルモン剤って聞いて
なんだか怪しいなと思われた方の不安が、
少しでも払拭できたかな。
それでは、また明日!